14服では、石田か徳川か、数寄無き世か数寄のある世をとるか、武将達の武と数寄の狭間で揺れ動く関ヶ原合戦前の葛藤を悶々と描いています。織部は、信長・秀吉の築いたものとは異なる家康の数寄(というか家康は数寄に関心が薄い)に不安を抱きつつ、まずは今を生き延びる道を歩んでいきます。
今回の装丁は、織部焼きの特徴でもある緑釉と濃緑抹茶が登場することから、濃緑色。利休の死の際は喪に服した黒の装丁でしたから、最近になってその内容に沿ったテーマカラーを据えているよう。

徳川といえば、先日浜松美術館で催されていた「戦国の覇者 徳川家康と浜松」で、へうげものでもお馴染み大名物 唐物肩衝茶入 「初花」 を見てきました。 と報告したいところでしたが、初花に関しては展示が会期前期のみの展示。会期後期に行ったために初花は見れませんでした。。。事前のリサーチ不足!
ちなみに展覧会はどれも足を止めて見てしまうほど充実の内容でしたが、特に印象に残ったものは清堯作の火縄銃。プロポーション、質感ともにホレボレ。ここはプロダクト目線で見入ってしまいました。
※「火縄銃清堯」で画像検索すると写真が見られます。