今年の正月にお施主さんでもあった義兄から将棋を教わり、子供も含め家族ではまっています。
■岩崎ひろみさん、つるの剛士さんが司会を務めるNHKの将棋フォーカスも録画で観るようになり、毎回、あまりにも簡単に問題を解いてしまう司会者に突っ込みを入れています。岩崎さんは朝の連ドラ「ふたりっ子」でプロ棋士を目指す香子役、つるのさんはアマ3段(最近3段になったそうで)ということからの司会者抜擢のようです。自分は詰め将棋3手詰めでヒーヒー言っているレベルなので、9手詰めを簡単に解いてしまうと、スゲー、という感想しか思い浮かばないのですよ(笑)。
■興味を持つとはまるタイプなので、将棋漫画も読む習慣ができました。
・母親と子で将棋の世界に入る「ひらけ駒!」。初心者の母親視点で話が展開していくため、盤上の展開も今の自分のレベルにちょうどいい。母親は将棋好きな子供に将棋が強くなる環境を与えていくのですが、実在の将棋会館やプロ棋士が出てくるなど、将棋世界の入門書的な作品となっています。
・メイド姿の「そよ」、プロ棋士を断念したものの将棋の世界で生きる男「菅田」らが、鬼将会に挑む「ハチワンダイバー」。攻撃のイメージを擬人化し、盤上で繰り広げられる戦いをわかりやすく伝えます。将棋のルールを知らないときから読んでいるので、盤上のイメージ「だけ」はこのときからできてはいたんですよ。。
宝島社「このマンガがすごい!」2008年版オトコ編1位作品。
・「はちみつとクローバー」の作者羽海野チカ作、高校生プロ棋士が主人公の「3月のライオン」。キャラクターの登場、それまでの人生の背景をしっかりと描いた上で物語と絡めていく技量が秀逸。イジメ問題にも真正面から取り組むなど、作者の「作品と向き合う姿勢」に驚かされます。単行本ではプロ棋士の解説も面白い。マンガ大賞2011大賞作品。
■子供が将棋をやり始めてよかったのは、世代を問わずに交流ができること。父親はもちろんのこと、おじいちゃんとも盤上であれば対等に勝負ができるとあって実家に帰省した際には実に楽しそう。最近では、自宅の向かいの方が将棋好きとわかり、毎週将棋を指しに通うことになったようで今後の展開も楽しみです。
ちなみに今月発売の「将棋世界」表紙に中村太地六段登場。息子の名前を知っている方には興味を持っていただけるかと(笑)。
■自身は将棋アプリ「金沢将棋レベル100」で経験的にルールを覚え、ようやくレベル22。ここでしばらく壁にぶち当たってます。趣味がひとつ増えたものの、かける時間は空き時間や寝る前とあって、もうちょっと時間をとってレベルアップしていきたいですね。将棋は負けるとホント悔しいので(笑)。