養老孟司さんと宮崎駿さんの対談本「虫眼とアニ眼」。
2002年に発売されたハードカバー版が、一部加筆され、文庫本となって発刊されました。
「小さな虫の動きも逃さず捉えて感動できる「虫眼の人」養老孟司と、日本を代表する「アニメ(眼)の人」宮崎駿が、宮崎作品を通して自然と人間のことを考え、若者や子供への思いを語る。(紹介分より)」
表紙絵となっているのは保育園。そう、これが保育園。とても楽しそうでしょ?
お二人の他に、荒川修作さんや藤森照信さんが話題に上がります。
藤森さんは「秋野不矩美術館」や「ねむの木学園 こども美術館」の設計者と知られ、養老さんの「
養老昆虫館」も対談の後に設計されています。
読み進めていくうちに、登場する人物からなにやら共通したニオイが漂ってくるのですが、
そんなニオイがタイトルの「眼」の輪郭となって現われてくるのが面白いところ。
新潮社
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